女子プロゴルファーの脇元華選手(宮崎県出身、GMOインターネットグループ所属)が、JLPGAツアー「第41回 伊藤園レディスゴルフトーナメント」(2025年11月14〜16日、千葉県・グレートアイランド倶楽部)でのツアー初優勝で得た副賞の米600kgと飲料1,080本のすべてを、宮崎県内の子ども支援団体などに寄付しました。対象は米10俵(長南産コシヒカリ600kg)と伊藤園飲料3年分(1,080本)です。
寄付先は米が「フードバンクみやざき」「NPO法人 Swing-By」「宮崎県ひとり親福祉連合会」の3団体、飲料が故郷・小林市で、12月4〜5日に順次寄付されました。いずれも、食材支援や学習・居場所支援、ひとり親家庭支援など、経済的・家庭的な事情で困難を抱える子どもや家庭を日常的に支える団体で、米や飲料といった現物寄付を直接届けやすいことが選定理由とされています。
脇元選手はひとり親家庭で育った経験から、「支えを必要とする子どもたちにお米を届けたい」との思いを明かし、初優勝を「宮崎への恩返しのはじまり」と位置づけています。スポーツ選手による地域還元や子ども支援への寄付は近年増加傾向にあり、今回の取り組みも、地方におけるフードバンク活動や子どもの居場所づくりの認知向上につながるとみられます。今後は、脇元選手自身の継続的な支援や、同様の社会貢献活動が他競技にも波及するかが注目されます。
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source: PR TIMES
