ゲノム情報を扱うヘルステック企業のKEAN Healthは、専修大学体育会レスリング部の強化プロジェクト「SENSHU WRESTLING BOOST」を2025年7月から開始し、11項目の能力を解析する遺伝子検査を選手に実施しました。約3か月で200人超のアスリートを支援してきた同社の仕組みを大学レスリング強化に本格導入するのは今回が初めてです。

プロジェクトでは、筋肉のタイプや瞬発力、持久力などレスリングに関連する能力を遺伝子レベルで分析し、選手ごとに最適なトレーニング法や必要な栄養素を提示した専用レポートを作成しました。事前講義と結果解説講義を通じて、カフェイン代謝の個人差など、選手が自己認識と遺伝的特性のギャップに気づくケースも報告されています。

今後はコーチと共同で個別最適化した強化プランを策定し、日々の練習や栄養管理に反映したうえで効果検証を行います。オリンピックメダリストを輩出してきた専修大レスリング部は「大学団体日本一」を掲げており、競技種目やレベルを問わず、遺伝子検査を活用したアスリート支援が他競技へ広がるかが注目されます。

【プロジェクト情報】

SENSHU WRESTLING BOOST

chatGENE for Sports(2025年6月開始、3か月で200名以上支援)

chatGENE for Sports 公式サイト:https://keanhealth.jp/shop/pages/chatgene-sports

source: PR TIMES

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