2025年12月7日に韓国・釜山で行われたフェンシング・ワールドカップ女子フルーレ団体戦で、日本代表チームが3位決定戦を33対32で制し、2025-2026シーズン初となる銅メダルを獲得しました。日本は世界ランキング4位として大会に臨み、接戦をものにして表彰台に上りました。

日本代表は上野優佳(エア・ウォーター)、東晟良(共同カイテック)、辻すみれ(大垣共立銀行)、菊地小巻(セガミーホールディングス)の4人で構成。準々決勝ではドイツを42対27と15点差で下し、準決勝では世界ランキング1位のイタリアに20対30で敗れたものの、3位決定戦では同14位の韓国を逆転で破りました。試合は序盤から韓国にリードを許す苦しい展開でしたが、最終ラウンドで日本がじわじわ点差を詰め、1点差で勝ち切りました。

選手たちは口々に「3位決定戦で勝ち切れない流れを断ち切れたこと」「苦しい試合でも最後まで諦めなかったこと」を成果として挙げつつ、個人の課題やチームへの貢献度向上など、今後に向けた改善点も認めています。女子フルーレ日本代表は、年明けすぐに予定される香港ワールドカップに向けて調整を続けており、今大会で得た自信と反省を生かし、さらなるメダル獲得を目指すとしています。

【大会情報】

大会名 フェンシングワールドカップ釜山大会 女子フルーレ団体

開催地 韓国・釜山

開催日 現地時間2025年12月7日

世界ランキング 日本4位/イタリア1位/韓国14位

source: PR TIMES

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