B.LEAGUE 2025-26シーズンで群馬クレインサンダーズは12月11日、サンロッカーズ渋谷と対戦し、90点台を失点しながらも終盤の逆転で白星を挙げました。主力の負傷離脱が続く中での勝利となり、指揮官は「厳しい状況でどう戦うかが強いチームの証」と選手の対応力を評価しています。
群馬はケリー・ブラックシアー・ジュニアが19得点7リバウンド、藤井祐眞が14得点・3ポイント3本成功(3/8)・5アシストと攻撃を牽引しました。3ポイント成功率では辻直人が4/6で14得点、ケニー・ローソン・ジュニアも2/4で12得点を記録するなど、複数選手が2桁得点に乗せたことが勝因となりました。一方でリバウンドでは劣勢となり、多く取り負けたことが試合を難しくした要因とされています。
今節が加入後間もないローソン・ジュニアにとって本格デビュー戦となり、限られた練習時間ながらチームにフィットしたプレーで存在感を示しました。ヘッドコーチは、怪我人が多い中での新戦力と既存選手の「ケミストリー(相性の良さ)」を強調しています。藤井は「本来は守備のチームが90点取られて勝てたのは大きいが、修正点は多い」とし、次戦以降のホーム連戦に向けて守備とリバウンドの改善を課題に挙げました。群馬はチーム一丸の姿勢を維持しながら、12月の連戦でどこまで白星を伸ばせるかが焦点となります。
source: PR TIMES
