アイシンは1月28日、東京ビッグサイトで開かれた「2025年度省エネ大賞」の省エネ事例部門で、省エネルギーセンター会長賞を3つのテーマで受賞しました。受賞は生産体質強化推進部と安城第1・第2工場の取り組みで、真空浸炭炉の運用改善では原油換算1,621kLの削減を示しました。

受賞テーマの1つは、工場単位の節電にとどめず、工程(工法)ごとに小集団で省エネ項目を見つけ、他拠点へ横展開する活動です。これにより、現場で見落とされがちな電力ロスの洗い出しを進めたとしています。

圧縮エアーの改善では、ショットブラスト工程の投射時間を26秒から8.6秒へ短縮し、小型コンプレッサーを7台から3台に集約しました。結果としてライン全体の電力を57.7%削減し、CO₂排出量は年間約112.1t、原油換算で58.5kL減らしました。

ITを活用した洗浄機の最適運転化では、製品ID管理とシミュレーション解析で空運転を減らし、CO₂を73.2トン、原油換算で年間38.3kL削減しました。今後は類似設備2台へ展開し、原油換算で年間76.6kLの追加削減を見込むほか、2035年までに使用電力60%削減を掲げる方針です。

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公式HP:https://www.aisin.com/jp

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