アルパカ(AlpacaDB Inc.およびグループ企業)は2026年5月8日、DTCC(米デポジトリー・トラスト・アンド・クリアリング・コーポレーション)主催のトークン化証券に関する業界ワーキンググループに参加すると明らかにしました。DTCCはトークン化米国証券サービスを2026年7月に限定的に開始し、2026年後半に本格稼働する計画です。
狙いは、米国株式のトークン化サービス提供に向けた検討へフィードバックを行い、市場インフラの進化を後押しすることです。トークン化は、株式などの権利をブロックチェーン上の「トークン」として表現し、移転や清算などの処理効率化を目指す仕組みです。アルパカはDTCCの清算参加メンバーとして参画し、ベストプラクティス策定や業界の準備促進に注力するとしています。
背景として、DTCCの保管資産総額は114兆ドル以上で、米国株式は65%にあたる74.1兆ドル(いずれも2025年6月時点)を占めます。DTCCは流動性の高い資産群としてRussell 1000構成銘柄、主要米国ETF、米国債から開始予定です。アルパカは世界40カ国で300社以上の取引機関向けにサービスを提供し、支える証券口座数は1000万以上、資金調達額は3.2億ドル(約490億円)としています。
今後は、アルパカが金融機関保有の米国株を即時にトークンと交換できるとする「Instant Tokenization Network」の運用経験も生かし、DTCCの枠組みと連携してトークン化株式を支えるインフラ整備が進むかが焦点です。なお日本法人のAlpacaJapanでは、暗号資産およびトークン化証券の取り扱いはないと記載されています。
【関連リンク】
詳細URL(DTCC):https://www.dtcc.com/news/2026/may/04/dtcc-advances-development-of-new-tokenization-service?ref=alpaca.markets
詳細URL(Alpaca Instant Tokenization Network):https://alpaca.markets/blog/us-stock-market-ready-for-instant-tokenization-with-alpacas-newly-launched-network
詳細URL(Alpaca 94% market share):https://alpaca.markets/blog/alpaca-holds-94-market-share-of-tokenized-us-stocks-and-etfs-setting-global-standard-for-on-chain-markets
公式HP:https://alpaca.markets/jp
公式HP(AlpacaDB, Inc.):https://alpaca.markets
