クラウド型建設プロジェクト管理サービス「ANDPAD」を展開するアンドパッド(東京都港区)は、建設業特化型AIプロジェクト「ANDPAD Stellarc」を開始し、AIソリューション事業とAIプロダクト提供を本格展開します。ANDPADは2016年の提供開始以降、ARR(年間経常収益)100億円を突破し、利用社数23.3万社・ユーザー数68.4万人規模の建設業向けプラットフォームへ成長しており、その活動データをAI基盤として活用します。

ANDPAD Stellarcでは、顧客向けコンサルティングを含むAIソリューション事業と、対話型「AIアシスタント」や自動処理を行う「AIエージェント」などのAIプロダクトを両輪と位置づけます。日報の自動生成や工程遅延リスクの検知など、現場・管理業務の自動化を通じて、人手不足や技術継承の課題に対応するとしています。

新たなAIプロダクトとしては、社内マニュアルなどの文書と大規模言語モデルを組み合わせて高精度に回答する「ナレッジAI」、積算業務における数量拾いを支援し、見積・原価管理・工程管理と一貫連携する「積算AI」を追加しました。これまで提供してきた「黒板AI作成機能」「豆図AIキャプチャー機能」と合わせ、建設現場のデジタル化を一層推進します。

同社は、複数のAIエージェントが連携する「群知能(Agentic AI)」構想のもと、建設業の経営から現場までをカバーするAI群の拡充を進める方針です。今後は、蓄積データの高度活用とAI人材の採用強化を通じ、建設DX市場での競争力維持と機能開発のスピード向上がどこまで実現できるかが焦点になります。

【サービス情報】

ANDPAD Stellarc 特設サイト https://ai.andpad.co.jp/

採用情報 https://ai.andpad.co.jp/recruitment

ANDPAD サービスサイト https://andpad.jp/

source: PR TIMES

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