株式会社インドネシア総合研究所(東京都渋谷区)は2026年3月2日、インドネシア・ジャカルタの公共交通Transjakartaが設立した職業訓練機関「Transjakarta Academy」(2024年11月設立)と、バス交通分野の研修・コンサルティング事業に関する包括的業務提携(MoU)を結びました。

背景には、日本のバス・物流業界で進むドライバー不足に加え、外国人材の受け入れに必要な「専門日本語」や分野特化型教育を担う教師が足りないという二重の課題があります。両者は、インドネシア人材の高度育成と持続可能な人材循環モデルの構築を狙います。

取り組みの中核は「Indonesiasoken Teacher Academy」を通じた専門日本語モジュールの開発で、運行管理用語、点呼、事故報告、顧客対応、車内アナウンスなど実務直結の内容を想定します。教育設計はSoft20%(サービス文化理解、安全最優先、報連相・時間厳守、クレーム対応)とHard80%に分け、Hardは日本語能力約60%と運転技術約40%で構成し、インドネシア国内教習に加え日本での外免切替も視野に入れます。MoU締結後は共同タスクフォースを設け、日本側需要のマッピングや企業別のオーダーメイド型教育プログラム構築を進めます。

今後は、モデルを段階的に高度化し、技術移転や運行管理ノウハウの共有まで含めた協力に発展する可能性があるとしています。インドネシアは人口約2億8千万人を抱え、都市交通の高度化が国家的優先課題とされ、今回の枠組みが人材・交通の両面で波及するかが焦点です。

【関連リンク】
Transjakarta公式WEBサイト: https://www.transjakarta.co.id
インドネシア総研 公式サイト: https://www.indonesiasoken.com

PRTIMES

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