オーデマ ピゲは2026年1月22日、スイスのル・ブラッシュ(ジュウ渓谷)で新たな製造拠点「Arc(アルク)」を開設しました。施設面積は23,700㎡で、地域に分散していた製造チームを一拠点に集め、協働を進める狙いです。
開設は創業150周年の祝賀の一環で、1875年から拠点を置くジュウ渓谷への継続投資を示す位置づけです。背景には、分担して作業をつなぐ伝統的な協働様式「エタブリサージュ」の考え方を現代の製造環境で再構成する意図があります。
建物は柔軟性や快適性、サステナビリティを重視して設計され、長さ321mの電気調光ガラスファサードを採用しました。屋上緑化に加え、建物周囲に高さ80cmの壁を設けて排水を誘導し、洪水リスクを抑えるとしています。環境性能では、建築の環境認証であるMinergie-ECO®を取得しました。
同社は、匠の技と最先端テクノロジーの融合により長期的ビジョンを支える節目になるとしています。今後は、集約による生産体制の効率化や、地域と環境に配慮した施設運用の実効性が焦点となります。
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公式HP: https://www.audemarspiguet.com/com/ja/home.html
