カシオ計算機は2026年1月16日、耐衝撃ウオッチ「G-SHOCK」の最上位シリーズ「MR-G」から新作『MRG-B2100D』(型番MRG-B2100D-2A)を発売します。メーカー希望小売価格は57万2,000円(税込)で、日本の伝統色「縹色(はなだいろ)」をダイアルに採用しました。

新モデルは、日本の伝統技法「木組」(金物を使わず木材を組み合わせる工法)に着想を得た格子状の立体文字板が特徴です。文字板は波状の凹凸と穴を持つ構造で幾何学模様を表現し、格子の隙間から光を取り込むことでソーラー充電機能にも対応するとしています。

縹色のダイアルは、光や角度で表情が変わる設計で、夜明けから朝にかけての移ろいをイメージしたと説明しています。着想の背景には、MR-Gの製造拠点がある山形県の国宝・五重塔が朝霧に包まれる情景があるといいます。外装はケースとベゼルを27個の多パーツで構成し、各パーツを研磨後に精密に組み上げたとしています。

高価格帯の機械式・高級時計市場でも意匠性と機能性の両立が重視される中、同社が伝統技法や伝統色を軸にMR-Gの世界観をどう広げるかが今後の焦点になりそうです。

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