クリエイター向けバーチャルコワーキングアプリ「Teracy(テラシー)」が2025年12月5日、新バージョン「Teracy 1.0」を公開しました。Webブラウザ対応によりアプリ不要で利用できるようになったほか、最大30人単位でのスペース運用や、仲間の作業音がリアルタイムで流れる機能など、6つの新機能を搭載し、世界70カ国以上・累計1,000件超のスペース利用を支える基盤を強化します。
今回のアップデートでは、仲間のキーボード音やページをめくる音をBGMとして自動生成する「ライブアンビエントサウンド」、会話なしで集中に特化した「フォーカスルーム」、誰でも参加しやすい「オープンスペース」などを導入しました。フォーカスルームには6名のアーティストによる「クリエイターの孤独」をテーマにした作品を背景として採用し、視覚面からも没入感を高めています。
また、複数スペースを束ねて管理できる大人数対応、ワンクリックで合図を送る「Poke」、掲示板形式の「コミュニティフィード」、背景画像を自由に設定できるカスタム背景など、チームやコミュニティ運営を意識した機能も拡充しました。同社によると7日継続率は60%で、2025年9月には京都でのユーザーイベントも開催されるなど、熱量の高いユーザー層が形成されつつあります。
Teracyは、作業通話やバーチャルオフィスのような常時会話型ではなく、「ひらけば、仲間がそこに。」というコンセプトのもと、孤独な作業時間と他者の存在感を両立させる設計が特徴です。今後は、リモートワークや個人クリエイターの増加を背景に、組織・個人双方のオンライン作業環境としてどこまで浸透するかが注目されます。
【サービス情報】
Teracy(テラシー)
対応:Webブラウザ/Mac/Windows/iOS
提供開始日:2025年7月31日
利用国:世界70カ国以上
source: PR TIMES
