サンコール(京都市右京区)は2025年12月、バッテリー配線の過電流を検知し遮断装置へ信号を出す「Pyro一体型トリガーセンサー」を開発しました。遮断信号の出力は20μsec以下で、事故時などの短絡(ショート)に伴う火災・爆発リスク低減を狙います。用途は車載に加え、再生可能エネルギー設備やデータセンターも視野に入れます。センサーは異常電流を捉えると、ECU(車載コンピュータ)内のスクイブドライバなどを介してパイロスイッチへ伝達し、導線の遮断につなげる想定です。パイロスイッチと一体化したことで、センシングから遮断までの一貫動作を確実に担保できる点を特徴としています。開発責任者の村上建二氏は、異常電流の「瞬間」を見逃さないことが重大事故の未然防止につながるとして、数10μsec単位での検知精度を重視したと説明しました。同社は電流センサーで2015年にシャント式、2023年に磁気式を打ち出し、2024年にはドイツに販売拠点を設けています。2030年にグローバル売上20億円規模を目標に、今後はバックアップ機能など付加価値を加えたラインアップ拡充を進める見通しです。【イベント情報】
CES 2026(米国ラスベガス LVCC)2026年1月6日~9日
オートモーティブワールド(東京ビッグサイト)2026年1月21日~23日 10:00~17:00

Share.