空間コンピューティング企業のシナスタジアは2025年11月28日、東京都荒川区立第九峡田小学校で、小学生向けキャリア教育の特別授業「未来のまちをデザインするしごと」を行いました。東京都が推進する「小中学生起業家教育プログラム」の一環で、前橋市の3D都市モデルを使い、建物の高さや広告物の有無による景観の変化をリアルタイムに確認できる「景観まちづくり支援ツール」のデモンストレーションを実施しました。
授業では、代表取締役CEO・有年亮博氏が、自身の小学生時代から起業に至るまでの経験を紹介し、「好きなことや多様な体験が将来の仕事につながる」と説明しました。そのうえで、自治体向けに提供している3D技術を教材に、建物の高さを変えた場合の街並みの見え方や、広告物設置による印象の違いなどを、前橋市の3D都市モデルを題材に解説しました。実際のまちづくり現場でも使われる高度なシミュレーション技術を前に、児童は強い関心を示したといいます。
同社は、都市・交通・インフラ向けに培った3D技術を教育分野にも広げ、「まちづくり」と「プログラミング的思考」を同時に育てるSTEAM教育の展開を重視しています。今後も、子どもたちが3D技術を通じて自分のまちを理解し、未来像を描く力を伸ばせる機会を拡大していく方針です。
【イベント情報】
荒川区立第九峡田小学校
所在地 東京都荒川区
プログラム名 小中学生起業家教育プログラム（東京都）
【企業情報】
株式会社シナスタジア
所在地 東京都港区東新橋2丁目9番1号 CIRCLES汐留 9階
事業内容 空間コンピューティング技術を用いた都市・交通・インフラ向けデジタルソリューション
source: PR TIMES