セルフ型ネットリサーチサービス「Fastask」に、生成AIを活用した「分析レポート」機能が搭載され、2026年1月13日(火)から提供されます。アンケート作成から集計、分析レポートまでを即日で完結できる点はそのままに、レポート作成工程を自動化しながら、利用料金は既存プラン(税込みではなく税別で99,000円~)の水準を維持する方針です。
従来のセルフ型ネットリサーチでは、回答データの回収後に担当者が自ら集計・考察し、表やグラフをレイアウトした資料を作る必要があり、外部委託では高額な費用が課題でした。今回の特許出願中機能「分析レポート」は、設問内容と集計データをもとに、最適なグラフとコメントを生成AIが自動作成し、PowerPoint形式(.pptx)で出力します。テンプレートや独自フォーマットを指定できるため、社内報告や提案書など多様な場面での活用を想定しています。
あわせて、共通のIDで複数調査結果を統合する「データマージ」、不誠実回答や不適切な自由記述を検知して除外する「データクリーニング」も提供されます。約700万人のモニター基盤と組み合わせることで、調査設計から高度な分析までを少人数でも回せる体制づくりを支援すると見込まれます。
今後は、企業の意思決定プロセスにおける「分析の内製化」と「レポート作成の自動化」がどこまで進むかが焦点となり、他社のリサーチサービスでも類似機能の搭載が広がる可能性があります。
【サービス情報】
Fastask公式サイト https://www.fast-ask.com/
source: PR TIMES
