ジョンソンコントロールズ(NYSE:JCI)は2026年2月20日、米ボストン拠点のAlloy Enterprisesを買収することで合意したと明らかにしました。規制当局の承認などを前提に、取引完了は2026年度(9月期)第3四半期を見込みます。取引金額は非公表です。

狙いは、成長が続くデータセンター冷却市場での競争力を高めることです。Alloyの直接液冷(冷媒ではなく液体を用いてサーバー近傍で熱を回収する方式)コンポーネントを取り込み、熱管理ポートフォリオを拡充し、差別化した冷却ソリューションの提供につなげます。

Alloyは2020年設立で、同社コンポーネントにより熱管理効率を最大35%改善し、圧力損失を最大75%低減できるとしています。ジョンソンコントロールズ側も、液冷ソリューションとして500kW~10MW超のレンジを掲げるほか、3.5MWの冷却能力をうたう「YORK YDAM磁気軸受チラー」など既存技術群との補完を図ります。

今後は、承認手続きとクロージング条件の充足が焦点になります。財務条件が非公表のため投資規模の評価は限定的で、実際の製品統合や提供体制の整備が、データセンター事業者の採用判断に影響するとみられます。

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公式HP: www.johnsoncontrols.com
公式HP: http://www.johnsoncontrols.co.jp

PRTIMES

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