スズキが2026年2月から始めたBEV軽トラックの実証実験で、ベクター・ジャパン(東京都港区)の車載データロガー「GL2000シリーズ」とクラウド基盤「vLoggerCloud」を使ったデータ収集・管理・解析の評価が行われました。実証は静岡県浜松市・湖西市、愛知県豊川市、熊本県阿蘇郡で実施し、貸与期間は1年間を予定しています。
評価では、GL2000シリーズでCAN/LINなど車載ネットワーク信号を高精度に長期間収集し、LTEルータ連携でvLoggerCloudへ自動転送しました。計測設定はVector Logger Suiteで行い、クラウド側でデータの一元管理、共有、解析を進めたとしています。
背景としてスズキは、軽トラック「キャリイ」ベースのBEV軽トラックを農業従事者に貸与し、実作業環境での実用性に加え、V2H(車両から住宅へ電力供給)を介した太陽光発電エネルギーの活用、潜在需要、自産自消を検証しています。今回の仕組みは、現地で集まる大容量データを遠隔で扱える点が焦点です。
今後は、安定したデータ収集とクラウド連携により開発サイクル短縮や品質向上、現地負荷の軽減と迅速なフィードバックが期待されます。遠隔アップデートやアナログ計測との連携など拡張、複数拠点・複数部門での協調効率化も論点になりそうです。
【関連リンク】
参考:スズキ株式会社 企業ニュース(2025年4月25日付) https://www.suzuki.co.jp/release/d/2025/0425
参考:スズキ株式会社 NEWS RELEASE(2025年5月14日付) https://www.suzuki.co.jp/release/d/2025/0514/pdf/0514.pdf
会社概要:スズキ株式会社 https://www.suzuki.co.jp/corporate/outline
公式HP:ベクター・ジャパン株式会社 www.vector.com/jp/ja
