ゼロボードは2025年12月10日、アジア生産性機構(APO)が主催した国際視察研修に脱炭素分野の専門家として招かれ、GHG(温室効果ガス)排出量の算定・可視化に関する講演を行いました。研修は政策立案者や大学、産業界の実務者など35人が参加しています。

同社はクラウドで企業・製品レベルの排出量算定やESGデータの収集・分析を進める方法を説明し、循環型(サーキュラー)への事業転換事例や中小企業への適用可能性、アジア太平洋地域での利用状況も紹介しました。GHGは事業活動で生じる排出量を指し、算定は削減計画の基礎になります。

あわせて、ゼロボードのユーザー企業である二幸産業が「Zeroboard」を使い、GHG可視化の対象を18拠点から2,000以上の個別物件単位へ広げたと報告しました。両社の知見共有は、域内で進む循環経済政策や企業の情報開示対応の実務に影響する可能性があり、今後は同様の国際枠組みでデータ活用型の脱炭素手法が広がる見通しです。

source: PR TIMES

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