12月5日、東京ポートシティ竹芝 ポートホールで「第12回 FIDO東京セミナー」が開催され、ソフト技研がパスキー対応の認証ソリューション「YubiOn」を出展します。開場12:00、開演13:00、懇親会18:00。参加は無料(事前登録制)で定員300名、日英同時通訳に対応します。主催はFIDOアライアンスです。

背景には、フィッシングやリスト型攻撃による情報流出が増えるなか、ID・パスワード方式の限界があります。パスキー(FIDO2)は公開鍵暗号を用い、秘密情報をサーバーに送らない仕組みで、正規ドメイン以外では動作しません。これにより、認証情報の盗難や偽サイトでのなりすましを原理的に抑制できます。

YubiOnはこの仕組みを企業のPCとWebの両面に適用するのが特徴です。Windowsログオンをパスキー必須にする「YubiOn FIDO Logon」は、IDやパスワードが漏れても物理キー(スマートフォンやYubiKey等)がなければログインできない構成にします。自社サービス向けの「YubiOn FIDO2 Server Service」はAPIでパスキー認証を組み込め、フィッシング起点のアカウント乗っ取りリスクを低減します。市販のセキュリティキー(YubiKey、iShield Key、AT.Key)に対応し、既存環境から移行しやすい点も特徴です。

主要OSやブラウザの対応拡大により、2025年はパスキー導入が一段と進むとみられます。一方、運用設計やキー紛失時の復旧、レガシー環境との共存などの課題は残ります。今回のセミナーは、導入手順や実装の勘所を学び、ゼロトラスト移行を現実解で前進させる機会になる見通しです。

【イベント情報】

名称 第12回 FIDO東京セミナー

日時 2025年12月5日 12:00開場/13:00開演/18:00懇親会

会場 東京ポートシティ竹芝 ポートホール

参加費 無料(事前登録制)

定員 300名

同時通訳 日本語⇄英語

source: PR TIMES

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