株式会社タツノ(東京都港区)と花王は、給油所(SS)など油取扱施設の油汚染土壌を原位置で洗浄する「ソイルランドリー工法」を新規開発し、実際の汚染現場での実証施工を経て実用化した。共同研究期間は3年で、実証では1週間程度で浄化を完了したという。

工法は、花王と共同開発した特殊な洗浄剤と水を汚染部分に注入し、重機で攪拌して油分を土から剥離・浮上させて回収する。使用水は活性炭で処理し、掘削して土を入れ替える「土壌入替方式」と比べてコストは約半減(地域差あり)とする。

背景には、長年稼働したSS等で土壌汚染対策が経営課題となる一方、土壌入替方式は処分費・運搬費が重く、微生物で分解するバイオレメディエーション方式は浄化期間が長いという問題があった。同工法はバイオ方式比で浄化期間を約4分の1(条件により異なる)に短縮できるとしている。

2025年8月に九州エリアの現場で適用した実証結果を踏まえ、今後は環境ソリューション部の分析施設「タツノラボ」の分析技術と連携し、適用範囲の拡大に向けた研究を継続する。土壌の調査から施工までワンストップ支援も進める方針だ。

【関連リンク】
花王株式会社研究開発ニュースリリース(2024年09月12日):https://www.kao.com/jp/newsroom/news/release/2024/20240912-001

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