株式会社ダイモン(東京都)は2026年1月21日、JAXA宇宙探査イノベーションハブの第13回研究提案募集(RFP13)で、月面でのペイロード(搭載物)放出の成功率向上を狙う「汎用型ペイロード輸送ボックス」の開発が採択内定したと明らかにしました。

月面実証では、ペイロードの輸送コスト、月面環境への耐性、確実な放出が課題です。加えて、着陸船ごとに搭載方式を都度設計しやすく、開発期間やコスト、試験負担が増え、放出リスクも高まりやすい点がボトルネックとされてきました。

同社は2025年の月面探査「Project YAOKI 1(PY1)」で運用したペイロードボックスの知見を基に、より多様なペイロードに対応できる汎用型として再設計・高度化します。搭載から月面での放出までを一貫して支える共通基盤としての運用を目指し、技術パートナーとしてUCHIDA、桂川精螺製作所、JAOPS、中央エンジニアリング、東京海上日動火災保険、パンチ工業、三菱ケミカルが参画します。

汎用型の普及により、搭載方式の再検討負担が減れば、月面実証の回数と速度が上がり、月輸送を繰り返し可能な「物流」に近づける可能性があります。一方で、実運用に必要な標準化や適用範囲の拡大は今後の検証結果に左右されます。

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