ダイワボウ情報システム株式会社は、アムニモ株式会社と連携し、名札型ウェアラブルカメラ「アムニモポータブルAB12」と映像クラウドサービスの提供を開始しました。2026年から義務化される予定のカスタマーハラスメント対策をにらみ、サービス業や小売業、公共交通機関など幅広い現場での証拠保全と従業員保護を狙います。
カスタマーハラスメントは近年増加傾向にあり、精神的・身体的負担から休職や離職につながる事例も指摘されています。AB12は名札として胸元に装着する仕様で、従業員の視点から映像と音声を常時記録します。端末内のデータは暗号化され、紛失や盗難時の情報漏えいリスクを抑えるとしています。録画はSDカードに常時保存しつつ、必要なシーンのみクラウドにアップロードする「ハイブリッド管理」により、保存容量とコストの課題を軽減する構成です。
既存のカスハラ対策では、端末ごとのデータ管理で共有が煩雑なことや、ネットワーク環境の制約、高額な月額料金が導入の障壁となってきました。DISは全国101拠点と約1万9000社の販売パートナー網、MVNOとしてのLTE通信サービスを組み合わせ、機器と通信を一体で提供することで、導入や運用の手間を抑えたい考えです。
今後は、義務化を背景に中小規模事業者にも需要が広がる可能性があり、映像データを活用したクレーム対応の標準化や労務リスクの低減にどこまでつなげられるかが注目されます。
【商品・サービス情報】
アムニモポータブルAB12(名札型ウェアラブルカメラ+クラウドサービス)
問い合わせ先:ダイワボウ情報システム株式会社 DIS mobile(モバイル・コミュニケーション営業部)
電話:03-5746-6293
メール:mc2g_h@pc-daiwabo.co.jp
公式サイト:https://www.dismobile.jp/
source: PR TIMES
