宮城県仙台市の株式会社チックは2026年7月15日、無人測量艇「BlueBoat」と単ビーム測深ソナー「Ping2」などを組み合わせた「Ping2水深マッピングセット(名称仮)」の提供を始めた。測線の自動走行で水底地形を測り、水深図作成に使える導入しやすい構成とする。Ping2は周波数115kHz、測定レンジは最小0.3m〜標準約100m(保証値ではない)としている。
手法はBlueBoatがあらかじめ設定した測線を自動航行し、Ping2で真下の水深を連続測定する。GNSS位置付きの測深ログを記録し、BlueOS拡張「Simple Ping2 Survey」および地理情報ソフト「QGIS」で水深図を作成できるよう、設定・操作まで支援する。単ビームは一点直下の深さを測る方式で、導入コストを抑えやすい一方、面的な把握には複数の測線が必要になる。
機体の仕様では、BlueBoatは展開時120×93×46cm、折り畳み時120×71×24cm、本体重量14.5kg(バッテリー・ペイロード除く)、積載量15kg、最大速度3m/s(6kt)とされる。通信は2.4GHz帯Wi-Fiで標準アンテナ最大250m(見通しなど条件に依存)。一方、セット全体の動作可能温度はPing2の0〜30℃に制約される。
同社は、ため池やダムなどの水域で水深測量・水深図作成を行う事業者や自治体の利用を想定する。価格・構成・納期は用途や仕様に応じて見積り対応とし、必要な精度に応じてマルチビーム測深機「Surveyor 240-16」などを含めた相談も可能としている。運用時は水域管理者への確認や安全確保、無線機器の技適確認が必要となる場合がある。
【商品情報】
商品名: Ping2水深マッピングセット(名称仮)
提供開始日: 2026年7月15日
価格・納期: お問い合わせください(用途・仕様に応じて見積り)
機器の詳細: https://www.rov-fun.com/blueboatping2







