テンフィートライトは2月6日、賃貸マンション「ロイヤルパークス有明」(東京都江東区、総戸数642戸)で、次世代通信規格「XGS-PON」による各戸最大10Gbps(上り下り対称)のFTTHを本格展開すると明らかにしました。構内光配線インフラに台湾AirLive社製「MINI XGS-PON」を採用します。

賃貸ではLAN配線方式が主流ですが、4K/8K動画配信やテレワークの常態化で高速・大容量・低遅延の通信が物件価値を左右しつつあります。各住戸まで光ファイバーを引き込む構内PON方式(建物内で通信を分岐する方式)により、安定した通信環境の提供を狙います。

構成は各階の中継に電源不要のスプリッター(受動部品)を用い、信頼性とコストの両立を図ります。さらにWDM技術により、同一の光ファイバー上でGPON(2.5Gbps)とXGS-PON(10Gbps)を共存でき、住戸別の使い分けや段階的な移行が可能だとしています。施工は大和ハウス工業、インターネット提供はD.U-NETが担います。

同社はJANOG57(大阪、2月11日~13日)で実機展示を行い、WDM対応装置「OLT-2XGS-WDM」など既存資産を活かす手法も紹介します。今後は大規模物件に限らず中小規模の賃貸マンションやアパートにも構内PONの普及支援を広げ、建物条件に合わせた設計・技術提供を進める方針です。

【イベント情報】
イベント名:JANOG57 Meeting in Osaka
開催日程:2026年2月11日(水・祝)~13日(金)
会場:ナレッジキャピタル コングレコンベンションセンター(大阪市北区)
展示内容:構内PON方式およびXGS-PONの実装事例・設計知見の共有/WDM対応装置「OLT-2XGS-WDM」の実機展示
詳細URL:https://www.janog.gr.jp/meeting/janog57

PRTIMES

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