デル・テクノロジーズは2026年3月18日、カリフォルニア州サンノゼで開催中のNVIDIA GTCに合わせ、「Dell AI Data Platform with NVIDIA」の機能強化を明らかにしました。従来手法比でデータ処理を3倍、最初のトークンまでの時間を19倍速くするとし、ベクトルインデックス作成は最大12倍を掲げます。
狙いは、企業のAI活用が支援ツールから自律型のエージェンティックAIへ移る中で、データの遅延やサイロ化、品質ばらつき、ガバナンス不足が本番運用の障壁になる点です。データオーケストレーション(収集・変換・配布の統合管理)と分析、ストレージを一体で強化し、運用の自動化を進めます。
NVIDIAのAIインフラやCUDA-Xなどと統合し、SQLクエリ最大3倍高速化などGPUアクセラレーションも取り込みます。新たに「Dell Lightning File System」はラックあたり最大150GB/秒をうたい、オールフラッシュのスケールアウトファイル競合比で最大20倍の性能を示しました。さらに「Dell Exascale Storage」は最大800GbE接続とラックあたり最大6TB/秒の読み取り性能を計画します。
提供時期は、Data Orchestration Engineとマーケットプレイスが2026年第1四半期、Analytics Engine内AIアシスタントが2026年上半期、Lightning File Systemが2026年4月、Exascale Storageが2026年下半期初頭の予定です。デルは「Dell AI Factory」の導入企業が4,000社超、初期導入企業のROIが最大2.6倍(導入後1年)とし、データ基盤強化でAI投資回収を後押しするとみています。
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米国リリース原文: https://www.dell.com/en-us/dt/corporate/newsroom/announcements/detailpage.press-releases~usa~2026~03~dell-ai-data-platform-with-nvidia-supercharges-enterprise-ai-with-breakthrough-data-orchestration-and-storage-innovations.htm#/filter-on/Country:en-us
公式HP: https://www.dell.com/ja-jp
