企業向け映像制作を手がける株式会社フォーピクス(千葉県成田市)は、ドラマ仕立ての研修映像で社員の当事者意識と行動変容を促す教育サービス「DRAMATE(ドラメイト)」の提供を開始しました。コンプライアンスやハラスメントなどの社内研修を対象に、実際に起こり得るシーンを脚本化・映像化し、記憶定着と現場での実践を高めることを狙います。

近年、eラーニングや動画配信など研修のオンライン化が進む一方、「内容を覚えていない」「行動が変わらない」といった課題が多くの企業で指摘されています。DRAMATEは、コンプライアンス違反を経験した企業から「感情や判断の揺らぎまで伝わる教材がほしい」と相談を受けたことをきっかけに試作された再現ドラマをベースにサービス化されたもので、試作段階では「自分ごととして考えられた」といった社員の反応が得られたとしています。

同サービスは、実務で起こり得るトラブルをドラマ形式で表現し、登場人物の感情や葛藤を描くことで、受講者の没入感と理解度向上を図ります。また、業界や業務内容に応じた脚本のカスタマイズに対応し、「自社の現場を映しているようだ」と感じられる再現性を追求。企業VPや教育映像の制作実績を持つチームが一括制作することで、限られた予算内での高品質な映像提供をうたいます。

想定される利用場面は、コンプライアンス研修、ハラスメント防止、新入社員研修、管理職教育、安全教育、社内風土改革など幅広く、「伝わらない研修」からの脱却を目指す企業の選択肢となりそうです。今後は、導入企業での効果検証やジャンル拡大が進むかどうかが普及の鍵になるとみられます。

【サービス情報】

DRAMATE(ドラメイト)公式サイト

https://dramate.jp

source: PR TIMES

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