パナソニックは12月15日、帯電微粒子水「ナノイー」技術が運転中のドライバーの集中力向上に寄与する可能性を、脳波とアイトラッキング、アクセル・ブレーキ操作などのデータで検証したと明らかにしました。危険が想定される運転環境下で、認知・判断・操作への影響を一貫して分析した点が特徴です。
交通事故は認知・判断・操作の誤りなど人為的要因が多いとされ、警察庁統計では「漫然運転(注意力散漫)」が死亡事故原因の最多と示されています。今回の試験はドライビングシミュレーターで実施し、集中状態の高まりを示す脳波パターンの確認や、注視対象への視線の安定、不要な視線移動の減少が見られたとしています。
一方、実車環境ではなくインド在住者対象の条件であり、日本国内を含む追加研究が課題です。今後は運転以外の高い情報処理を要する作業への応用可能性も含め、検証の拡大が焦点となります。
【商品情報】
ナノイー技術の研究成果まとめ https://www.panasonic.com/global/consumer/nanoe/ja/topics/250306.html
ナノイー技術の研究ページ https://www.panasonic.com/global/consumer/nanoe/ja.html
source: PR TIMES
