ノウンズは2026年9月8日、「MarkeZine Day 2026 Autumn」で丸亀製麺とトークセッションを行い、全国1,271名の生活者調査とAI分析を基に「まだ選ばれていない生活者」からの成長機会を整理した。当日は169名が参加し、約30名が立ち見となった。
調査では丸亀製麺の認知率は93.8%だった一方、認知者のうち昼食時に「思い浮かぶ店・チェーン」3つ以内に入る自発想起率は8.5%、第一想起率は3.6%にとどまった。直近3か月利用者の自発想起率は22.2%だが、1年以上未利用層は3.2%、認知あり・利用経験なし層は1.0%で、認知や好意があっても意思決定時に候補化されない実態を示した。
さらに“顧客の外側”として677名を追加分析し、最寄り店舗まで15分未満が177名、同条件で好意が高い層は61名だったが、昼食時に自発想起したのは3名に限られた。障壁は「うどんを食べたい機会が少ない」24.6%、「不満はないが1位化しにくい」24.6%、「価格・コストパフォーマンス」23.0%などで、食機会や想起設計の課題が浮かんだ。
ノウンズは「食機会をつくる」「想起・候補化につなげる」「店舗接点を設計する」の3レバーで打ち手を整理し、AIに調査データを付与したBefore/After比較で論点の優先順位がどう変わるかも検証した。参加者アンケート(回答86名)では「良かった」が95.3%で、今後はデータ付与型AIを用いた仮説の具体化を進めるとしている。
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