バルテス株式会社とパーソルテンプスタッフ株式会社は2026年1月から、AI仕様書インスペクションツール「QuintSpect(クインスペクト)」を仕様書レビュー工程に適用し、工数削減とAI指摘の有効性を検証するPoCを始めました。実施期間は2026年1月~3月の予定です。
仕様書・設計書など上流工程のレビューは品質や手戻りに直結する一方、担当者の経験差や関係者の増加で工数が膨らみやすく、属人化や見落としが起きやすいとされています。今回のPoCでは、実開発現場のデータを用いてAIによる効率化と品質向上の可能性を確かめます。
検証項目は、効率性(レビュー作業・会議時間、手戻り件数、差し戻し工数の変化)に加え、品質(AI指摘のうち修正が必要と判断された割合、矛盾や反映漏れの検知、レビュー観点の平準化)や運用性(出力の分かりやすさ、不要指摘の除外、重要度付け、改善サイクル)です。QuintSpectは「正確性・理解性・視覚性・深層性・信頼性」の5つの観点で指摘と改善案を提示します。仕様書データは学習用途に使わず、必要範囲に限定してアクセス制御のもとで扱うとしています。
役割分担は、バルテスがツール提供や技術支援、改善対応を担い、パーソルテンプスタッフが業務データ提供とユーザー視点での提案を行います。両社はPoC結果と現場のフィードバックを基に精度や運用面を改善し、将来的には仕様書レビュー以外の工程へのAI活用も検討するとしています。
【関連リンク】
協業先(パーソルテンプスタッフ):https://www.tempstaff.co.jp
ツール詳細(QuintSpect):https://service.valtes.co.jp/s-test/service/quint-spect
関連資料:https://www.valtes.co.jp/wp-content/uploads/2025/11/20251020_quinspect.pdf
