パナソニックグループは2026年3月4日、欧州市場で生成AIデータセンター向け液冷システム事業を開始し、受注を始めました。展開する機器はCDU(冷却液分配装置)2機種(400kW、800kW)と、フリークーリングチラー2機種(800kW、1,200kW)です。

担当はパナソニック株式会社 空質空調社で、対象はデータセンター事業者やIT・インフラ企業、エッジデータセンター運用者です。生成AIの普及でサーバーの発熱が増え、冷却方式の高度化が急務となる中、液冷で省電力・省スペース化を狙います。

仕組みは、CDUで熱交換した冷却液をサーバー側へ分配し、チラー側では外気を活用して冷却水をつくるフリークーリング機能を組み合わせます。低外気温10℃を条件に外気を利用でき、冷媒には低GWP(温室効果の指標が低い)とされるR1234ze(E)を採用します。

欧州ではデータセンター需要拡大が続いており、同社はTecnair S.p.Aの活用も背景に事業を広げます。今後は1,200kW超の機種開発も計画し、欧州での省エネルギー型データセンターの普及を後押しする構えです。

【商品情報】
欧州市場でCDUを2機種(400 kW、800 kW)とフリークーリングチラー2機種(800 kW、1,200 kW)の受注を開始
CDUは熱交換に冷却液を分配する新製品で、空冷と液冷の組み合わせを提案可能
低GWP冷媒R1234ze(E)を採用
エッジデータセンターを主なターゲットとして、低外気温10℃で冷却水を生成するフリークーリング機能を搭載
背景:Tecnair S.p.Aを活用した欧州でのデータセンター冷却事業拡大

PRTIMES

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