パルシステム東京は2025年12月26日、江東センター(東京都江東区)に、山梨県都留市の南都留森林組合が供給するアカマツ間伐材を荷台床材に使ったEVトラックを導入しました。車両は、いすゞ自動車の小型EV「ISUZU ELFmio EV」で、ガソリン車からの切り替えにより走行時のCO2排出削減を図ります。さらに床材を国産材にすることで、輸入材に比べ輸送由来のCO2発生抑制も狙います。一般的な床材は耐久性・耐水性に優れる東南アジア産材が多い一方、過剰伐採や長距離輸送が課題とされます。今回の取り組みは、2014年に始まった南都留森林組合との産直提携を背景に、須河車体も加わり実現しました。江東センターは再生可能エネルギーを中心とした電力を使用し、グループでは拠点の約7割で太陽光などの自家発電や「パルシステムでんき」を活用しています。今後は2030年にCO2排出量を2013年度比46%削減する目標に向け、車両・電力・資材の各面で脱炭素を進める方針です。

source: PR TIMES

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