Hyundai Mobility Japanは12月8日、「Hyundai After Sales Conference 2025」を新横浜グレイスホテル(横浜市)で開き、全国62カ所(2025年12月時点)の協力整備工場などから計43社が参加しました。2025年の活動を数値や事例で振り返るとともに、2026年に向けたアフターサービス体制の強化策と事業方針を共有し、全国で均一なサービス品質を目指す姿勢を示しました。
今年で4回目の開催となる同カンファレンスでは、アフターサービス部門が「安心・便利・透明」をキーワードに、①整備ネットワークの運営強化、②サービス入庫後アンケートを活用した顧客満足度の改善、③協力整備工場との連携深化の3方針を提示しました。特に、試乗会で顧客から高評価を得た「整備拠点の身近さ」を競争力と位置づけ、車両購入から修理までを一気通貫で支える体制を強調しています。
プログラムでは、アフターサービスの年間実績や販売強化戦略のほか、元シンガポール航空客室乗務員の橋本絵里子氏が、接遇と顧客満足向上をテーマに講演を実施しました。実演を交えたコミュニケーション研修により、現場担当者の意識改革とネットワークの結束を図ったとしています。懇親会も行い、地域ごとの課題共有や情報交換の場として活用されました。
ヒョンデは、電気自動車のバッテリー上がりを含むロードサービスの無償搬送や、宿泊支援などを組み合わせたサポートを拡充しており、横浜の研修拠点「Hyundai Customer Experience Center 横浜」を軸にZEV(ゼロエミッション車)整備人材の育成も進めています。今後は協力整備工場の拠点数拡大と研修の高度化により、全国どこでも同水準のアフターサービスを提供できるかが、顧客満足と販売拡大の鍵となりそうです。
【サービス拠点情報】
協力整備工場一覧 https://www.hyundai.com/jp/service/customer-service/network
source: PR TIMES
