ファイテックは2025年12月19〜20日に開かれた「中央アジア＋日本」対話・首脳会合のビジネスフォーラムで、カザフスタンの国営企業Kazavialesoohrana（エコロジー・天然資源省所管）と、森林火災対策の協力覚書（MoU）を結びました。目的は、火災の早期鎮圧と被害低減を通じた温室効果ガス排出の抑制です。両者は環境負荷の低い林野火災用消火システムを、実際の火災現場でフィールド実証し、航空消火を含む実運用を想定した技術評価や導入に向けた知見を蓄積します。背景には、気候変動で火災の頻度・規模が拡大する同国の課題があり、同社はJICAの2024年度ニーズ確認調査、2025年度JICA Biz採択事業（採択62件）を起点に実証段階へ進めます。今後、カザフでの実証成果を基に本格導入と中央アジア周辺国への展開可能性が焦点になります。
【商品情報】
林野火災用消火剤「FOREST DEFENDER」：海水でも使用可能、PFAS不使用
ヘリ用注入装置「FEI」：ボタン操作で定量注入、1,000リットル搭載時も複数回投下に対応
source: PR TIMES