フィットネス業界の検索結果で1位表示されたページのクリック率(CTR)は42.9%となり、2位23.7%、3位10.3%と続くことが2025年10月のデータで分かりました。4位は4.0%、5位は3.2%、6位以下は1〜2%台、8〜10位は1.0%前後にとどまり、検索結果の上位3位が集客の大半を占めている実態が数字で示されています。

同じ手法で集計されたSEO業界のCTRと比較すると、フィットネス業界は全順位で高めに推移しました。1位はSEO業界30.7%に対し12.2ポイント高い42.9%、2位は9.4%に対して23.7%(+14.3ポイント)、3位も4.7%に対し10.3%(+5.6ポイント)となり、4位4.0%(SEO業界2.1%)、5位3.2%(同1.0%)と、6位以下も含めてすべての順位で上回りました。ユーザーが「上位から順にじっくり比較する」行動を取りやすい業界だと考えられます。

調査は、株式会社ecloreがSEO支援サービス「ランクエスト」のフィットネス業界クライアントを対象に実施し、2025年10月1日〜31日のGoogleサーチコンソールデータを分析したものです。対象キーワードは2,990語で、CTRはクリック数を表示回数で割り100を掛けて算出しています。

この結果から、フィットネス関連のWeb集客では、1〜3位への上位表示が最優先である一方、4〜5位にも比較検討の余地が残り、下位順位でも一定のクリックが期待できることが読み取れます。客観的には、「上位表示の強化」と「比較軸を意識したコンテンツの差別化」、さらに「選ばれる理由」の明示や継続的なCTR改善が、今後のSEO戦略の鍵になるとみられます。

【調査概要】

期間 2025年10月1日~2025年10月31日

対象 ランクエストのフィットネス業界クライアントサイト

キーワード数 2,990

方法 Googleサーチコンソールのデータを用いて検索順位別CTRを算出

source: PR TIMES

Share.