デバイスエージェンシー(大阪市西区)は2025年12月19日、ホテル基幹システム(PMS)と連携し、予約受付やチェックアウト管理、忘れ物の配送手配までを音声で自動処理する「多言語AIコールセンター」の開発に着手し、2026年中の提供開始を目指すと明らかにしました。PMSは予約・顧客情報などを管理する中核システムで、AIが参照・更新まで行う設計です。背景には、人手不足対策で普及するチャットボットが、訪日客にとって文字入力の負担になりやすい点があります。同社は外線では空室確認から予約受付、電話番号による顧客特定と忘れ物DB確認、配送先確認から伝票番号のメール通知までの自動化を想定します。内線ではチェックアウト5分前の自動発信(例:9時55分)や、レイトチェックアウトの追加料金提示(例:1,000円)とPMSへの課金登録、AIカメラ連動による館内混雑状況の回答も盛り込みます。今後はオンプレミス型を含む多様なPMS対応と、連携時の技術的ラグやカスタマイズ性の検証を進める方針です。

【商品情報】

AdvaNceD IoT AIコールセンター https://and-iot.jp/hotel-ai-call/

source: PR TIMES

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