モベンシス(東京都新宿区)は2026年2月26日、韓国ソウルのCOEXで開かれる「Smart Factory・Automation World 2026(AW 2026)」で、リアルタイムモーション制御プラットフォーム「WMX」を軸に、Physical AIの実行インフラを公開すると明らかにしました。制御周期は0.125ms~1msで、単一CPUで最大128軸の同期制御に対応します。
狙いは、AIが出した経路計画や動作指令を実機で誤差なく、遅延なく、同じ結果になるよう繰り返し実行しにくい課題の解消です。シミュレーションでは動いても現場ではズレる「Sim-to-Real Gap(シムと実機の差)」が、産業機械やロボットの実装で壁になっているといいます。
同社はGPUベースのAI演算層と物理制御層の間をつなぐ「Physical AI実行レイヤー」としてWMXを提案します。EtherCATなどの産業用ネットワークに対応し、閉ループフィードバック(センサーの結果を制御に戻す方式)で、AI出力を決定論的な実機動作へ変換するとしています。
会期中は「One-PC Physical AI」のデモに加え、IEC 61131-3対応の「WMX Soft PLC」や、制御コード自動生成をうたう「WMX Agentic AI」も紹介予定です。展示とセミナーを通じ、ソフトウェアベース制御への移行やPhysical AIの産業適用を加速できるかが焦点になります。
【イベント情報】
展示会名:AW 2026 (Smart Factory・Automation World 2026)
会期:2026年3月4日(水)〜 6日(金)
会場:韓国 ソウル COEX Hall A, B, C, D, Lobby, THE PLATZ
ブース:3階 Hall D Lobby (LB406)、2階 The Platz (P222)
セミナー:2026年3月4日(水)13:30~14:10/COEX Conference Room 3階 308号室/参加無料・事前登録制
