ヤンマーホールディングス傘下のヤンマーエネルギーシステムは、ガス空調システム(GHP)の新機種「XAIRⅣ Mシリーズ」を追加し、2026年4月から受注を始めます。2027年4月以降に新設で義務化される新冷媒R32に対応し、主力機種でAPFp 2.20以上、運転効率は従来比約5%改善したとしています。R32は地球温暖化係数(GWP)を抑える狙いがあり、環境負荷低減につながると説明します。APFpは年間を通じたエネルギー消費効率を示す指標で、数値が高いほど高効率です。燃料は都市ガス・LPガスに加え、回収CO₂と再生可能エネルギー由来水素などから製造する合成メタン「e-メタン」にも対応可能とし、導入先の脱炭素ニーズを見込みます。開発・製造は2025年4月設立のパナソニック・ヤンマーGHP開発製造で担い、開発リードタイム短縮を図ったとしています。今後はR32対応の義務化を背景に更新需要が強まる一方、燃料の選択肢拡大が普及の後押しになるかが焦点です。
