ユニファ・テック(千葉県市川市)は2025年12月18日、ステーブルコインなど暗号資産を用いた企業間決済の運用に対応する「エンタープライズウォレット・セキュアブース」の提供を始めました。暗号資産セキュリティ「TRUSTAUTHY」を手がけるVlightup(東京都千代田区)と連携し、モデルケースでは深夜の待機・緊急出社による拘束時間を最大約45%削減、インシデント発生から復旧着手までを平均60分から15分程度へ短縮できるとしています。

新製品は、防音や覗き見防止、入退室制御を備えた同社の個室ブースに、衛星測位で「許可された場所にあること」を証明するGeoAuthと、位置情報と連動して分散署名を有効化するGeoMPCを組み合わせたものです。AIエッジカメラで「本人/単独」状態を確認している間のみ署名を有効にする設計で、権限者がブース内にいなければ資産が動かない運用を想定します。暗号資産交換業者のコールドウォレット承認や、ステーブルコイン関連の資金移動業者の運用監視などで、自宅やサテライト拠点を統制下の運用拠点として扱う狙いです。

同社は2026年1月から金融機関向けモデルの受注開始を予定し、導入前支援として先着5社に「運用・統制 設計診断」を無料提供します。対象は法人に限り、申込期限は2026年3月31日です。今後は導入企業に対するサイバー保険料率の優遇について、保険会社と協議を進めるとしています。

【商品情報】

エンタープライズウォレット・セキュアブース(オンラインデモ15分、個別相談30分)

無料「運用・統制 設計診断」先着5社、申込期限:2026年3月31日

公式URL https://www.unifa-tech.co.jp/

source: PR TIMES

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