宅配向けサービス「スマート置き配」の導入棟数が、関東1都6県(東京、神奈川、埼玉、千葉、茨城、群馬、栃木)で1万棟を突破しました。全国でも導入は1万9000棟以上に広がっており、2026年1月時点の実績です。オートロック付きマンションでも置き配を可能にする仕組みとして、再配達削減や受け取り利便性の向上につながるとしています。
スマート置き配は、共用エントランスの鍵をデジタル化するスマートロック「NinjaEntrance(ニンジャエントランス)」を用い、入館権限を付与された配達員が解錠できるサービスです。解錠履歴を記録することで、セキュリティ面にも配慮した運用を想定します。同社によると、再配達の削減に加え、宅配に関するトラブル軽減を通じた管理業務の効率化にも効果があると説明しています。導入費用はマンション管理会社・オーナー・管理組合の負担なしで可能としています。
背景には、国土交通省が置き配を宅配の標準サービスに追加する方針を示すなど、ラストマイル配送の効率化と再配達削減が政策面でも課題になっている状況があります。物流業界では人手不足やCO₂排出量増加が指摘され、再配達を減らす取り組みの重要性が増しています。
関東で導入が伸びた要因について同社は、都市部にオートロック付きマンションが多いことや、単身世帯比率が全国平均を上回る傾向から、日中不在でも受け取れる手段へのニーズが高いとみています。今後は関東全域でのさらなる導入拡大を目指す方針です。
