情報セキュリティ製品を手がけるラネクシーは10日、クラウド型ログ管理サービスのサーバー向け新製品「MylogStar Cloud for Server」を販売開始しました。2021年から提供している「MylogStar Cloud」の機能を引き継ぎつつ、Windows Serverのログ管理と監査をクラウド経由で行えることが特徴です。
新サービスは、サーバー上のログオン・ログオフ、アプリケーション利用、ファイル操作、印刷などの操作履歴に加え、Windowsの「イベントログ」にも対応し、サーバーの状態変化を詳細に記録します。OSカーネルレベルで取得することで、一般的なロギングツールでは残りにくい操作も記録でき、不正アクセスや情報漏えいの痕跡をより正確にたどれるとしています。
同社のMylogStarシリーズは、1台のスタンドアロン環境から大規模構成までカバーし、物理PCとシンクライアント(サーバー上で動く仮想デスクトップ)の混在環境でもログを一元管理できる点が強みです。蓄積したログは不正防止やセキュリティ監査だけでなく、IT資産管理や業務の稼働状況の可視化にも活用できると説明しています。
ラネクシーは今後も機能強化や新機能追加を続ける方針で、企業のリスク低減と業務効率化の両立に向け、クラウド型ログ管理サービスの拡充が進むかが注目されます。
【製品情報】
MylogStar製品サイト:https://www.mylogstar.net/
MS1.9リリース案内ページ:https://www.mylogstar.net/news/new-mylogstar-cloud-ms1-9.html
MS1.9リリースノート:https://www.mylogstar.net/mls_cloud_releasenote/mylogstar-cloud-ms1-9.html
source: PR TIMES
