UntroD Capital Japan(東京都港区)が運用するリアルテックファンドは2025年6月、標的タンパク質分解誘導技術「CANDDY」を開発するFuturedMe(東京都中央区)に出資し、FuturedMeは総額1.5億円を調達しました。資金は化合物合成やin vitro/in vivoでの活性・薬理・毒性確認など、技術の実証に向けた研究開発に充てます。CANDDYは、生体内でタンパク質を分解するプロテアソームを利用し、疾患原因となる標的タンパク質を分解へ導く技術です。先行するPROTACやSNIPERがユビキチン化を介して分解を促すのに対し、CANDDYはユビキチン化を経ずに分解を狙える点が特徴とされています。リアルテックファンドは、従来の阻害剤では狙いにくいタンパク質が多いという課題を背景に、標的を「除去」するアプローチの拡張性を見込んだとし、今後も支援を続ける方針です。FuturedMeは今後、がんや自己免疫疾患など複数領域で特異的な分解機能の検証を進め、医薬品開発につながる基盤技術の確立を目指します。

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