大阪市のECソリューション企業・株式会社ワサビは、ミャンマーに現地法人「WASABI COMPANY LIMITED」を設立しました。越境EC向けシステム開発の拠点と位置づけ、1年以内に100人以上の現地雇用を創出する計画です。新会社では、ミャンマー出身のエンジニアやマネージャーを中心に、ネットショップ向けの商品・顧客・売上管理システムやアプリ開発などを担います。
ワサビは、日本製品を海外に販売するための国内外EC管理システム「WASABI SWITCH」を開発・運用し、海外販売コンサルティングも行っています。従業員の約20％が外国籍で、2024年12月からは国籍やバックグラウンドに左右されない人事評価制度を導入し、多様な人材のキャリア支援を強化しています。
ミャンマーを拠点に選んだのは、アジアの中でも高い成長が見込まれる新興市場であり、豊富な労働力を活用しやすいことが理由です。ワサビは、現地技術者との連携による技術移転やスキル向上を進め、ベトナムなど既存のオフショア開発体制とも連動させる方針です。
今後はミャンマーでの開発体制を基盤に、アジア全域へのサービス展開とサプライチェーン構築を進め、環境配慮型の製品ライン拡充にも取り組むとしています。越境EC需要の拡大を追い風に、グローバル人材活用と雇用創出をどこまで両立できるかが焦点となります。
【イベント情報】
ワサビITカンファレンス2026
日時：2026年1月22日（木）13:00-20:00
場所：ナレッジシアター（大阪市北区大深町3-1 グランフロント大阪内）
参加費：無料・事前予約制
【企業情報】
株式会社ワサビ
公式サイト：https://wasabi-inc.biz/?utm_source=Google&utm_medium=prtimes&utm_campaign=myanmar
source: PR TIMES