ワタミ(東京都大田区)が運営する北海道美幌町の「ワタミ美幌峠牧場」が2026年3月、環境省の「自然共生サイト」に認定されました。環境省の認定実績一覧で牧場としては国内初の事例だとしています(2026年3月17日時点の自社調べ)。
自然共生サイトは、民間などの取り組みにより生物多様性が保全されている場所を環境省が認定する制度です。認定区域はOECM(保護地域以外で生物多様性保全に資する区域)として国際データベースに登録され、「30by30(2030年までに陸と海の30%以上を保全)」の達成にもつながる仕組みです。
同牧場では、農薬・化学肥料を使わない在来の有機牧草地で、放牧中心の酪農(グラスフェッド)を実践しています。生きもの調査結果などを踏まえた保全の取り組みが認定に至ったとしており、調査では希少種のニホンザリガニや希少鳥類オオジシギの生息も確認されたといいます。
ワタミは今回の認定をモデルケースとして、全国の「ワタミファーム」各拠点でも生物多様性に配慮した循環型の農業・酪農を広げ、一次産業でのネイチャーポジティブ(自然環境のプラスへの回復)事例の創出を進める方針です。
【関連リンク】
環境省:地域生物多様性増進法に基づく「自然共生サイト」の認定(令和7年度第3回)について https://www.env.go.jp/press/press_03222.html
環境省:自然共生サイト https://policies.env.go.jp/nature/biodiversity/30by30alliance/kyousei
ワタミグループのサスティナブルな取り組み https://www.watami.co.jp/csr
ワタミ ホームページ http://www.watami.co.jp
