ヴァレオは2026年1月20日、社名を明かしていないグローバルのプレミアム自動車メーカーから、車載インテリア・ライティング・ソリューションの大規模プログラムを受注し、量産を開始すると明らかにしました。タクトテックのIMSE(射出成形構造電子回路)技術を使った自動化量産製造ソリューションを導入します。

IMSEは、電子回路や部品を樹脂部品へ直接統合する製造技術です。ライティングと電子機器を「そのまま搭載できる」単一のスマート構造(スマートサーフェス)にまとめ、薄型化・軽量化・省エネ・耐久性向上を狙います。材料使用量の削減による持続可能性への寄与も掲げます。

背景には、段差の少ないフラッシュサーフェスデザインなど、車室内で意匠と操作・機能を一体化する流れがあります。ヴァレオは今回の受注を含め、インテリア・ライティング分野の2024年以降の受注累計が約10億ユーロ(ピクセル・ライティング、ライトライン、スマートサーフェスを含む)に達したとしています。今後は、量産実績を基に同技術の採用拡大が進むかが焦点です。

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