MS&ADインシュアランス グループの三井ダイレクト損害保険株式会社は、公益社団法人企業情報化協会が主催する2025年度(第43回)IT賞で「IT奨励賞(経営・業務改革)」を受賞しました。昨年度の「IT賞(マネジメント領域)」に続き2年連続の受賞で、同協会の表彰制度は1983年開始、今年で43回目となります。
IT賞は、日本の産業界や行政機関でITを高度に活用し、ビジネス革新に成果を挙げた組織を表彰する制度です。今回三井ダイレクト損保が受けた「IT奨励賞(経営・業務改革)」は、デジタル技術を用いた業務プロセス改革や経営資源の最適化により、事業成長や企業力向上につなげた将来性・新規性の高いプロジェクトを対象としています。
受賞テーマは「データドリブンマーケティングで実現した業務プロセス改革~IT依存からの脱却~」。ネット型自動車保険では顧客接点の多くがオンラインであるため、行動データを基にした適切な案内が重要とされています。同社はマーケティングシステムを刷新し、従来のIT部門主導の開発プロセスから、ビジネス部門が自らカスタマージャーニーを設計し、最適なチャネルで迅速に施策を打てる体制へ転換しました。その結果、顧客への提案精度の向上に加え、契約数の増加や収入保険料の増収など具体的な業績改善も確認されています。
同社は今後、新システムの活用範囲を広げることで、顧客体験価値と社内業務効率の一層の向上、システム開発スピードの強化を図り、データ活用を軸とした事業戦略への対応力を高めていくとみられます。
【関連情報:IT賞】
IT協会「IT賞」概要ページ
受賞テーマ:データドリブンマーケティングで実現した業務プロセス改革 ~ IT依存からの脱却 ~
【関連情報:企業情報】
三井ダイレクト損害保険株式会社
東京都文京区後楽2丁目5番1号
Webサイト:https://www.mitsui-direct.co.jp/
設立:1999年6月
source: PR TIMES
