三井不動産レジデンシャルは2026年1月6~9日(現地日付)、米ラスベガスのCES2026に出展し、「サステナブルパークシティ構想」を展示します。会場では建築系スタートアップVUILDと、地上14階建て・130戸想定の分譲集合住宅で建築時のCO2排出量を約40%削減できる建築モデルも示します。

出展は、三井不動産グループが掲げる温室効果ガス排出量40%削減(2030年度まで、2019年度比)と、2050年度ネットゼロの目標に向けた取り組みの発信が狙いです。展示では街全体の模型やパネルで、カーボンニュートラル(実質的に排出量をゼロにする考え方)と環境共生に資する施策を紹介します。

CO2削減モデルは、VUILDの特許技術を活用した「曲面シェルスラブ木質ハイブリッド工法」を採用します。床スラブを曲面形状にして荷重を分散し、スラブ厚を最薄約80mm程度まで抑えてコンクリート量を減らす設計です。型枠を内装仕上げ材として活用して木質化を進めるほか、電炉で生成した鉄を使う鉄骨に木を被覆するなどして耐火要件に対応しつつ木材利用を広げ、排出量削減につなげます。建設時CO2の算定は、不動産協会の「建設時GHG排出量算出マニュアル」を適用するとしています。

同社のCES出展は2022年から継続し今回が4回目で、断面模型などの展示も予定しています。国内では構想や建築モデルの一部を再現したコンセプトモデルの建築を計画し、施工面の課題確認や住宅設備の実証実験を順次進める方針です。

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