三菱ガス化学は、SuMPO(一般社団法人サステナブル経営推進機構)の「Internal-PCR承認制度」で、「工業用薬品、合成樹脂、金属化合物」に関するカーボンフットプリント(CFP)算定ルールの承認を2025年10月31日に取得しました。同区分での承認は初めてです。CFPは製品単位の温室効果ガス排出量を数値化する指標で、政府のGX推進やScope3(サプライチェーン全体の排出)開示の流れを背景に、算定の重要性が増しています。Internal-PCRは企業内の算定ルールを明文化し、社内統一やLCA(ライフサイクルアセスメント)理解の向上、将来的なEPDなど外部開示への展開を狙う仕組みです。三菱ガス化学は化学製品群での算定基盤を整え、取引先を含む排出削減と情報の透明性強化につなげる方針で、今後は制度の応用範囲拡大が焦点になります。

【関連情報】

三菱ガス化学「製品の環境負荷評価において、SuMPOの『Internal-PCR承認』を取得」

https://www.mgc.co.jp/corporate/news/2025/251222.html

source: PR TIMES

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