三菱重工グループは2026年1月28日、都内で開かれた2025年度「省エネ大賞」で2件の受賞を果たしました。三菱重工サーマルシステムズは大容量ターボ冷凍機「JHT-Y/JHT-YIシリーズ」で経済産業大臣賞、大江工場(名古屋航空宇宙システム製作所)は省エネ活動で資源エネルギー庁長官賞を受けました。
受賞製品のJHT-Y/JHT-YIシリーズは、低環境負荷冷媒のHFO-1234yfを採用し、新規設計の圧縮機で高効率運転を狙います。定格COPは最大6.4、インバータ機(JHT-YI)のIPLVは8.8、部分負荷時の最高COPは24.9としています。従来製品から更新した場合、年間の電力消費量とCO2排出量を約20%削減できるといいます。
大江工場は2021年度から新体制で、設備パトロールによるムダ取りや熱処理炉の補修・自動化、独自の設備診断ツール開発などで全体最適化を進めました。2024年度は2021年度比で原単位の省エネが18%、CO2削減量は4,200トンで、原油換算では年2,074キロリットルの削減に相当します。取り組みを標準化して国内他工場へ展開した場合、最大で年1万2,000キロリットルの削減が見込まれるとしています。
省エネ大賞は優れた省エネ事例や製品を表彰し、省エネの普及を後押しする制度です。三菱重工グループは今回の受賞を踏まえ、さらなるCO2削減に向けた技術開発と現場改善を継続し、企業や自治体などの需要に合わせた省エネソリューションの提供を強める方針です。
【関連リンク】
詳細URL(2024年度の省エネ大賞受賞について) https://www.mhi.com/jp/news/25013002.html
詳細URL(JHT-Y/JHT-YIシリーズ) https://www.mhi.com/jp/news/220405.html
