東京・世田谷のアクリル製品メーカー友成工芸は12月25日、工場2階を改装した複合型ものづくりスペース「つくるわね」の公式サイトを公開しました。2026年1月以降に利用受付を順次開始し、当初は会員限定・事前予約制で運営します。設備は3Dプリンターやレーザー加工機、展示スペース、キッチンを備えます。

拠点は「ものづくりスペース」「キッチン付きギャラリー」「地域交流の場」を組み合わせ、個人では導入しにくいデジタル工作機器を使った制作や、作品展示、食を介した交流を想定しています。サイトでは施設案内に加え、ワークショップなどイベント予定をカレンダー形式で告知します。

背景には池尻三宿エリアで工場が減少し、同社が地域最後の工場となった状況があります。10月開始のクラウドファンディングでは目標200万円を達成し、支援者143人から計203万1,000円を集め、拠点整備を後押ししました。今後は公式サイトとSNSで予約開始日や催事情報を随時更新し、地域に開かれた学びと創作の場として定着を目指します。

【施設情報】

つくるわね 東京都世田谷区池尻4-26-7 ファインテラス池尻2階

公式サイト https://tsukuruwane.com/

source: PR TIMES

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