Ragate(ラーゲイト)株式会社が情報システム部門・DX推進室の担当者505人を対象に2025年12月に実施した調査で、業務で利用される生成AIツールはChatGPTが45.5%で最多でした。Copilot for Microsoft 365が33.9%、Google Geminiが30.7%で続き、主要3ツールの利用が目立ちました。背景には、ChatGPTの先行利用の広がりに加え、Microsoft 365やGoogle Workspaceといった既存業務基盤との「親和性(既存環境で使いやすいこと)」を重視する選定があるといいます。加えて、エンタープライズ向けのクラウドAIではGoogle Vertex AIが8.2%、Azure OpenAI Serviceが7.7%、Amazon Bedrockが5.6%となり、既存クラウド基盤との統合やセキュリティ要件への対応が評価されている状況です。選定基準は、既存IT環境との親和性、利用シーン、セキュリティ要件、コスト構造(ユーザー課金かAPI従量課金か)の4点が軸で、単純な性能比較から運用適合へ比重が移っているとされます。今後はChatGPTの優位が続く一方、既存基盤に合わせたCopilotやGeminiの採用、さらに複数ツール併用による用途別最適化が進む可能性があります。
