企業のアプリ運用担当者200人を対象にした調査で、アプリ開発時に最も重視されたのは「導入後の社内運用・更新の容易さ」で49.5%でした。アプリのKGIは「EC売上向上」58.5%が最多で、「実店舗への送客」49.5%、「既存顧客のファン化・エンゲージメント向上」46.0%も上位に入りました。調査はヤプリが2025年11月21日~25日にインターネットで実施しました。

一方、「本当はやりたいができていない施策」は「ブランド表現(デザイン性)」と「検索・回遊性向上」が各34.5%で同率トップでした。UI/UX(画面の使いやすさや体験)の改善ニーズは強いものの、実行を阻む要因として「改修コスト」52.3%、「開発企業が対応してくれない」36.3%、「運用リソース不足」33.6%が挙がりました。

機能追加・改修に「3カ月以上」かかる割合はフルスクラッチ開発16.8%で、プラットフォーム利用6.5%の約2.6倍となり、改善スピードの差が数値で示されました。データ分析はダウンロード数など基本指標の計測にとどまり施策に活用できていない担当者が過半数で、今後の連携ニーズは「CRM/ポイントシステム」51.5%が最多です。今後は、売上貢献と顧客関係強化の両立を目指しつつ、改修コストと運用体制をどう最適化するかが焦点になりそうです。

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